ラムサール条約湿地座談会を開催しました

最終更新日:2012年12月4日

「片野鴨池から学ぶ地域の取り組み」

 平成24年12月1日(土曜)に、今後の佐潟を考えるヒントにするため、地域の方々を中心に集まった38名の参加者で、石川県加賀市のラムサール条約湿地の取り組みについてお話を聞きました。

 講師
 「鴨池観察館」レンジャー 田米希久代氏
 「鴨池観察館友の会」会長 山本芳夫氏
 「鴨池観察館友の会」幹事 中野夕紀子氏

 「片野鴨池」は、谷が砂丘で埋められてできた湖で、石川県の天然記念物でもあり、トモエガモがシンボルバードとなっています。
 そのほとりに位置する加賀市の施設「鴨池観察館」は、指定管理者の公益財団法人日本野鳥の会によって管理運営されており、常駐するレンジャーが、普及啓発、調査研究、地域の住民と協働した保全活動などを行っています。
 また、その観察館の補助を行うため、1998年に発足した市民グループ「鴨池観察館友の会」があります。友の会では、主催行事の実施、展示づくり、環境管理などを行っています。

人の暮らしのなかにある湿地として

 「片野鴨池」は「佐潟」と同じように人が使って生活をしていた湿地であり、現在も、人の暮らしのなかにある湿地としての取り組みが行われています。

 「片野鴨池」は水鳥の重要な越冬地ですが、江戸時代からカモを捕獲する「坂網猟」が行われ、現在も猟銃を使わない伝統的なカモ猟が行われています。この猟師たちは、カモを獲るだけでなく、湿地の草刈り等も行い、環境維持の役割も担っています。
 また、「片野鴨池」周辺の水田では、カモのえさ場をつくるため、冬のたんぼに水を溜める「ふゆみずたんぼ」が行われています。そのカモにやさしいお米をブランド米「加賀の鴨米 ともえ」として売り出し、収益は自然活動資金としています。
 

 鳥と人、坂網猟、たんぼなど、それぞれが上手く結びつく湿地のお話は、人と自然の共存の歴史でもあります。
 田米氏は、「300年続いてきた伝統を、この先の300年も」と、お話を締めくくりました。

 参加者からは、「片野鴨池の歴史、環境を守る取り組みを教えてもらい、参考になった。また、トモエガモの保護にむけた調査や取り組みも勉強になった」、「鴨池を保護・活用するための組織が長年にわたって作られていること、実行動と意気が真剣であると見受けられた」などの感想が寄せられました。

座談会様子

座談会様子

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