平成31年4月1日 新年度区長あいさつ

最終更新日:2019年4月1日

 区民の皆様にはいつもお世話になっています。新年度もよろしくお願いいたします。

 去る3月10日に念願でした白根バイパスが全線開通いたしました。当日は天気にも恵まれ、大勢の皆さまからお祝いいただきました。心より感謝申し上げます。バイパスの全通により新潟方面や三条方面へのアクセスが今まで以上に向上しましたが、もろ手を挙げて喜んでばかりいられません。まちなかを通らず、バイパスを利用する車両が多くなることが予想され、街の空洞化が進むことが懸念されます。この空洞化にどのように対応していくのかという大きな課題があり、この課題解決のため行政と区民が協働して、対応策を考えていかなければと思っています。

 10年後、20年後の「南区の明るい未来の実現」を目指す目的で設立した「にいがた南区創生会議」が、今年で3年目を迎えます。昨年度、創生会議の提案により、白根まちなか地区が、市から定住人口増加のための地域活性化モデルの第1号に指定されたことは、大変喜ばしいことです。また、軌道系の公共交通がない南区で、バス交通には多くの課題があります。新年度はバス交通のあり方について、創生会議の皆さまと引き続き検討を重ねていきたいと思っています。

 そのほか、バス交通の定時性などを高めるには、国道8号の4車線化が必要であることから、昨年度は大通、根岸コミュニティ協議会様から協力をいただき、4車線化に向けた提言書を国に提出いたしました。今後事業化に向けて動き出すことを心より期待しています。新潟中央環状道路は少し時間がかかるとは思いますが、着実に工事が進んでおります。現白根北部工業団地の周辺でも、新たに約8.6haの工業団地の造成が今月からスタートする予定です。

 5月12日に白根ハーフマラソンが、6月には南区最大のイベントである白根大凧合戦が6日から10日まで開催されます。期間中は多くの方からご来場いただき、経済効果がもたらされることを期待しています。

 これから収穫のピークを迎えるイチゴの「越後姫」、7月からは県内で一番の生産量を誇るモモやブドウ、お盆を過ぎるとこれも県内で一番の生産量の日本ナシが、そして11月下旬には日本一の生産を誇る西洋ナシの「ル レクチエ」が出荷されます。まさに南区は食の宝庫で、皆さまにおいしい果物や農産物をお届けできると思っています。

 区長として5年目を迎えますが、これまで自治協議会、コミュニティ協議会、商工会、青年会議所、福祉団体をはじめとする多くの団体の皆さまから、区の活性化のためご尽力いただいていることに改めて感謝申し上げますとともに、引き続き区民の皆さまと一緒になって、南区の活性化のため精一杯頑張ることをお約束して、新年度のごあいさつといたします。

平成31年4月1日
南区長 渡辺 稔

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