水道管の冬じたく
最終更新日:2023年12月21日
ご家庭の水道は、皆さまの財産です。寒波による凍結から守ってください。
最低気温が-4度以下になると、水道管の水が凍結しやすくなります。
天気予報で日平均気温が連日氷点下となるような場合には、凍結に十分に注意しましょう。
水道管が凍ると大変なことに!
水道の水が使えない
凍った部分が解凍されるまで、水や給湯器のお湯が使えなくなります。
台所・トイレ・風呂につながる共通の場所が凍結すると、生活に支障をきたします。
水道管が破裂することも
水は凍ると膨張し、水道管が破裂して漏水する場合があります。
修理するまでの間は止水するため、生活が不便になります。
修理等にかかる費用は、お客さまの負担となります。
不在家屋で水道管が破裂
寒波の際には、不在家屋にて水道管が破裂するケースが増加しております。
不在家屋での破裂のため、発見が遅れて家屋への被害が大きくなったり、場合によっては周囲に迷惑をかけることがあります。
凍結する恐れのある冬期間に長期の留守にする場合は、水道メーターの止水栓を閉めておくと破裂による被害を防ぐことができます。
貸家の所有者の方は、貸家の水道管にも気を付けてください。
なお、お近くで不在家屋からの漏水を発見したときは、恐れ入りますが下のバナーよりフリーダイヤルをご確認いただき水道局へお知らせください。ご協力をお願いいたします。
特に注意が必要な水道管はこんなところ
- 屋外にあり、保温していない又は保温が十分でない水道管
- 北向きや日の当たらないところの水道管(給湯器の給水管など)
- 風当たりの強いところにある水道管
凍結を防ぐには
水道管の保温
屋外にあり、保温していない又は保温が十分でない水道管は、発砲スチロール製の保温材や凍結防止ヒーターの取り付けをお勧めします。
取り付ける場合は、給水装置修繕登録工事事業者にお申し込みください。
また、急を要する場合は、ホームセンターなどで断熱性の高い素材を入手いただき、ご自分で水道管に巻いても一定の効果はあります。
少量の水を出し続ける
水道管の保温が十分でない場合は・・・
- 夜間に蛇口から鉛筆の芯(約2ミリメートル)程の太さで水を出し続けると、凍結防止に有効です。
- 出した水は、浴槽やバケツなどに貯め有効利用していただくことをお勧めします。
- 出した分だけ水道料金と下水道使用料(接続済の方)がかかります。
凍結してしまったら
- 凍結した蛇口を全開にしてタオル等をまいて、ぬるま湯(約40から50℃)をかけると効果的に解凍ができます。(熱湯は水道管の破損の恐れがあるので、必ずぬるま湯を使ってください)
- ぬるま湯を用意できない場合は、ドライヤーの温風により解凍してください。
- 床下や壁の中の水道管が凍結している場合は、部屋を暖めて待つことも得策です。
給湯器からお湯が出なくなったら
給湯器などの取扱説明書を確認するか、メーカー又は設置業者などにお問い合わせください。
水道管が破裂したら
1. 水道メーター内の止水栓を閉めて水漏れを止める。
止水栓は時計回りに止まるまで回してください。
(止水栓は90度で止まるものと、蛇口と同様に回転して止まるものがあります)
2. 寒波対応修繕事業者に修理をお申し込みください。
修理等にかかる費用は、お客さまの負担となります。
マンション・集合住宅にお住まいの方は、管理会社へご連絡ください。
関連リンク
水道メーターのしくみ、設置場所、止水栓の閉め方、積雪時の「推定水量」などを説明しています。
このページの作成担当
水道局 管路第1課
〒951-8560 新潟市中央区関屋下川原町1丁目3番地3(水道局本局別館2階)
電話:フリーダイヤル0120-411-002(ご利用できない場合は025-266-9311) FAX:025-232-7315