ナツハゼ

最終更新日:2016年6月30日

樹木の季節現象 「その4 ナツハゼ」

ナツハゼの季節現象

 秋になると、緑の葉っぱが赤や黄色に変わる木がありますね。モミジのように赤く変わるのを「紅葉」、イチョウのように黄色く変わるのを「黄葉」と書いたりします。読み方はどちらも「こうよう」なので、文字にしないと分かりにくいかも知れませんね。

 ところで、夏のうちから紅葉する木があることを知っていますか?

 ツツジの仲間のナツハゼはまだ日差しの暑いにいつ丘陵の里山で、葉をうっすらと紅色に染めて少し目立っています。

 ナツハゼは落葉低木(葉が落ちる低い木)で、木の高さはせいぜい2メートルくらいしかありません。近づいてみると、葉のかげには小さなボール状の実がすずなりに(いっぱいにつながって)ぶらさがっていました。

ナツハゼの木(6月撮影) ナツハゼの木(6月撮影)

葉っぱが赤くなってきました。(9月撮影) 葉っぱが赤くなってきました。(9月撮影)

小さな実がいっぱい!(6月撮影) 小さな実がいっぱい!(6月撮影)

実も黒っぽくなってきました。(9月撮影) 実も黒っぽくなってきました。(9月撮影)

 さらに紅葉が進んで葉が散るころになると、もっと黒っぽく熟して、あま酸っぱくておいしい木の実になります。

 ナツハゼの実からは、ブルーベリーのようなおいしいジャムをつくることができます。このジャムは高級品で、健康にも良いといわれています。貴重な森のめぐみですね。

 この実は、人間だけでなく野鳥も大好きです。鳥たちのためにも、みんなとってしまわないで残しておいてあげましょう。

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