市報にいがた 平成31年3月17日 2691号 1面・2面
最終更新日:2019年3月17日
総合ハザードマップ完成 避難場所など家族で確認を
ハザードマップは自治会・町内会の協力の下、全世帯へ配布しています。自治会・町内会に入っていない世帯は市ホームページからダウンロードするか、防災課(市役所本館)、区役所地域総務課(東区・中央区・西区は総務課)で入手してください。
問い合わせ 防災課(電話:025-226-1143)
自主防災組織の会長さんに聞きました まずは自分の命を守る そのために…
防災士資格も持つ
中央区川岸町3丁目防災会
会長 小宮山 佐登美(こみやま さとみ)さん
日頃から一人一人ができる防災活動を
電気・ガス・水道が使えなくなっても自宅で過ごせるように最低でも3日分の備蓄品を用意しておきましょう。トイレを我慢しなくて済むような準備もとても大切です。20リットルのビニール袋10枚とトイレットペーパーも用意しておくと便利です。持ち出し品を詰めたリュックのそばに長靴、ヘルメット、ライトを置いておくと、安全な避難につながります。
また、寝室は特に地震の対策をしっかりとしてください。たんすなどが倒れないように突っ張り棒を付けておくことをお勧めします。
情報の整理を
災害が起きるとパニックになってしまうと思います。今から総合ハザードマップで避難場所・経路・気象情報などを確認しておきましょう。地域の避難訓練に参加するなど、実際に避難所や津波避難ビルに行ってみると、階段の位置なども確認でき、スムーズな避難につながります。
また、自分の名前や生年月日、家族の連絡先などの情報を書き記したものを携帯しておくと、いざというときに自身の情報を周囲の人に伝える有効な手段となります。家族で共有しておいてください。
地域の人とも協力を
いざというときには地域の人たちと協力し合うことも大切です。近所の人に日頃からあいさつをする、地域のイベントに参加するなど、地域の人の顔が分かるようにしておくことが大切です。
自主防災組織とは
地域の人たちが「自分たちのまちは自分たちの手で守る」という精神に基づき、地域の防災活動の拠点として自治会や町内会を単位に結成するものです。
詳しくは市ホームページから
防災士とは
地域での防災への取り組みを推進することを目的に、防災についての知識を持ち地域の防災リーダーを担う人を認定する、NPO法人日本防災士機構の民間資格です。
いざというときの行動
大雨
大雨は事前にその危険性について情報収集ができます。
こまめに情報収集し、総合ハザードマップを活用し、状況に応じて早めに避難行動をとりましょう。
※避難場所への避難が危険な場合は、無理せず自宅や近くの建物の2階などに避難し、屋内で安全を確保する
情報の入手手段
- 防災行政無線
- にいがた防災メール
- 緊急速報メール・エリアメール
- 緊急告知FMラジオ
- ツイッター(@niigatacity_kid)
- にいがた防災アプリ
地震
発生したら
1. その場で身を守る行動を
- 頑丈な机の下や家具のないスペースに移動し、転倒物や落下物から身を守る
- 屋外ではブロック塀の崩壊、看板などの落下物に注意し、頑丈な建物に隠れるか、危険物から離れる
- ドアや窓を開けるなどして、逃げ道を確保する。足を守るため靴も履いておくと安全
※車の運転中に地震が発生したら道路左側へ停車し、避難のために車を離れるときはドアロックせずキーを付けたままにしましょう
2. 津波に警戒
- 津波警報などが発表された場合、海や川の近くにいる人は避難情報を待たずに高台や近くの頑丈な建物(津波避難ビルなど)の上層階へ直ちに避難
日頃の備えを大切に
記入して切り取り、携帯するようにしましょう
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