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市報にいがた 平成29年12月3日 2646号 2面

最終更新日:2017年12月1日

市長随想 ひこうき雲(160) ビルバオと「食」の交流

 10月下旬にスペインのバスク自治州にあるビルバオ市を訪問してきました。世界の創造都市のトップランナーといわれるビルバオは、1970年ごろまで、造船業などの産業都市として栄えましたが、国際競争力を失って一気に衰退。1983年には大洪水にも見舞われました。

 ビルバオはその苦難を逆にバネにし、文化や芸術の力を活用して工場地帯を交流と創造の場に変え、まちを立て直した歴史を持つ都市です。

 ビルバオが世界に名を轟かせたのは1997年のグッゲンハイム美術館建設でした。特徴的な外観もあって、創造都市のシンボルとなり、年間100万人以上が訪れています。しかし、ビルバオのアブルト市長は「あれは氷山の一角で、公共交通や環境、住宅、緑地、新たな産業立地など総合的な都市づくりが土台にある」と言います。

 ビルバオは今、食の分野が注目されています。その立役者が市議だったマリアーノさんです。獣医でもあるマリアーノさんは豚やヤギなどの家畜や野菜の在来種を大切にし、地域の食材を活用する「キロメートル(KM)・ゼロ」運動を展開しました。10年ほど前からは京都の料亭に若手シェフを送り込み、新しいビルバオの味を創り出しました。京都で修業した10人のうち4人がミシュランの星を取り、一人は3つ星です。

 新潟でレストランバスなどを運営している「ピースキッチン新潟」がビルバオに着目。2年ほど前から交流が始まりました。新潟の食の関係者が何度もビルバオを訪問。昨年、本市を訪れたマリアーノさんにお願いして親善大使に就任いただき、今回のビルバオ訪問に結び付きました。

 先月下旬、再びマリアーノさんが本市を訪れ、若手料理人・シェフを交互派遣研修することで合意しました。今後はKMゼロ運動を新潟でも展開します。バスク自慢のピンチョスをつまんでのバル巡りは、新潟でも「ぶらり酒」として既に始まっていますが、これについてもさらに磨きを掛けていただけると思います。

篠田昭

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