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平成28年8月23日 市長定例記者会見

最終更新日:2016年8月24日

市長定例記者会見

(表)開催概要
期日 平成28年8月23日(火曜)
時間

午前10時00分から午前10時45分

場所 新潟市役所(本館6階 執行部控室)

発表内容

質疑応答

配布資料

市長記者会見動画(8月23日開催分)

発表内容

1.運動支援事業「健幸サポート倶楽部」のリニューアルについて

 最初の案件です。運動支援事業「健幸サポート倶楽部」をリニューアルするということです。
 健幸サポート倶楽部は、生活習慣病の予防や健康寿命の延伸に向けた取り組みということで、平成22年から実施してまいりました。これまでに、事業に参加された方の体力年齢が若返る、あるいは歩数が増加するなどの成果が得られております。この成果を生かして、より多くの方から参加いただけるよう内容をリニューアルし、11月からの事業開始に向け、9月6日から参加者を募集するということであります。
 リニューアルの主な内容としましては、これまでの教室型からライフスタイルに合わせたウォーキングなど個人の取り組みを評価する形に変更させていただくと。一方では市内9カ所の体育施設などでのフォローアップ教室に参加できると。対象年齢については40歳以上だったものを20歳以上に拡大し、より多くの方から参加していただけるようにしました。
 さらに、歩数に応じ「にいがた未来ポイント」が年間最大3,000ポイントためることができると。運動の成果を確認できるシステムの利用料については、月額1,500円から540円に引き下げ、歩くことによる健康づくりを応援していきます。
 今年度は1,000人を募集させていただき、来年度以降は、さらに参加者数を増やし、健康寿命の延伸につなげていきたいと考えております。多くの方から参加いただきたいと思っています。

2.Webを活用した広報紙配信サービスの導入について

 二つ目の案件です。Webを活用した広報紙配信サービスの導入についてということであります。
 近年、スマートフォンやタブレット端末で市政情報を入手している方が急激に増加していることから、「市報にいがた」と「区役所だより」について、市民の皆さまが手軽に見ることができ、また入手しやすくなるよう、Webを活用した配信サービスを導入するということであります。
 これは、自治体向けの広報紙配信サービスに参加するもので、「i(アイ)広報紙」は全国の約400の自治体、「マイ広報紙」は約260の自治体が参加しているということであります。
 それぞれの特徴として、「i広報紙」は広報紙を電子書籍として読むことができるアプリで、「マイ広報紙」は記事ごとにデータ配信されるWebサイトという役割になっております。いずれも、お住まいの地区にかかわらず、参加自治体の広報紙を全てご覧いただけるということであります。もちろん、市内全区の区役所だよりもご覧いただけるということであります。
 ご存じの方も多いと思いますが、(タブレットを掲げながら)これが「i広報紙」の画面です。市報にいがたと同じ感覚で見ていただけるということであります。マイ広報紙の方は、記事ごとにデータ配信されているということで、子育て支援などはその項目をチェックしていただければ、全ての子育て支援の情報が入手できるということになります。
 i広報紙アプリのダウンロード、マイ広報紙の閲覧は簡単な操作でできるということなので、ぜひお試しいただき、いつでもどこでも市報にいがた、区役所だよりをご覧いただけるようにしていただきたいと思います。

※クルーズ客船「飛鳥II」の新潟港寄港について

 案件は以上2件ですけれども、資料を2件配付させていただきました。
 一つは、クルーズ客船「飛鳥II」の新潟港寄港ということであります。
 日本船籍のクルーズ客船「飛鳥II」が、8月25日木曜日と27日土曜日に、新潟西港に寄港するということであります。新潟港へのクルーズ客船の寄港は、今年度これで最後となります。
 今回の新潟港発着のクルーズは、25日の出港時に一般市民と先日会員数が3,000人を突破した「新潟港クルーズ・ファンクラブ」の会員によるハンカチ振りと、テープシャワーでお見送りをすると。
 また、27日は別の乗客を乗せ、夜の出港となりますが、ケミカルライトによるお見送りを実施する予定ということであります。
 今年度最後のクルーズ客船の寄港ということですので、多くの市民の皆さまに歓送迎にお越しいただいて、乗客の心に残るようなお出迎え、お見送りをし、今後のクルーズ客船誘致につなげていきたいと考えております。

※新潟まつりの人出数について

 次の資料は、新潟まつりの人出数等についてです。
 新潟の夏を彩る最大のイベント新潟まつりを、ご承知のとおり今年は5日金曜日から7日の日曜日まで開催させていただきました。
 大変天気に恵まれたということもございまして、今年の新潟まつりの人出数はおよそ100万6000人ということで、昨年に比べて2万2000人ほど増加したと。初めて100万人を突破したということでありました。
 初めての100万人突破は、天候が一番ですけれども、パレードにディズニーが参加いただいた効果、あるいは6日のお祭り広場、7日の花火大会の人出数が大きく伸びたということであります。
 残念ながら、花火大会で打ち上げ開始が遅れご迷惑をお掛けしたようなこともございました。このことについては関係者としっかりと情報を共有し、今後こういったことがないようにしていきたいと思っております。新潟の夏を盛り上げていただいた全ての参加者、関係者の皆さまに感謝したいと思っています。
 私からは以上です。

質疑応答

BRT・新バスシステム開業1周年について

(記者)

 発表外ですけれども、9月5日でBRTの開業から1年ということです。当初混乱があったり、住民投票の直接請求など、さまざまなことがありました。この1年間、BRTをどのように感じていらっしゃいますか。

(市長)

 運行当初、システムトラブルなどでご迷惑をお掛けしたということで、申し訳なかったと思っております。その後、新潟交通あるいはシステム会社もしっかりと状況を把握し、修復してくれたと。
 連節バスの快速運行が昨年9月下旬から始まったわけですが、そのあたりでだいたい落ち着いたのではないかと思っています。
 乗り継ぎ・乗り換えが不便で困るというご意見もあったわけですけれども、これは乗り継ぎ・乗り換え方式に変えていただかないと、新潟交通が持続可能なバス交通を継続できないということなので、全国ほとんど乗り継ぎ・乗り換えということで公共交通を移動に使っていただいているのが大半の事例ということになっているので、新潟の方もかなり慣れていただきつつあるかなと思っています。
 3月下旬からの春ダイヤ以降も、こういうものを改善できないかとか、便数を増やしてもらえないかといった要望など、まだ数多くいただいておりますので、それをしっかりと分析し、冬ダイヤ、年度替わりのダイヤ改正につなげ、一人でも多くバスを利用していただいて、持続可能なバス交通として、ほぼ軌道に乗ったと思いますけれども、よりしっかりと軌道に乗せていきたいと思っています。

(記者)

 今年度の予算としては、専用走行路の社会実験ですとか、第2期区間もありますけれども、その辺の今の進み具合はどのような感じですか。

(市長)

 センターレーン走行も、(新潟駅周辺の)連続立体交差事業が完成して、南北を乗り継ぎなしで駅の下を通過できると。そのときに向けてセンターレーンの方が有効であるという部分について、センターレーンを活用させていただきたいと思っています。
 市電が走っているところはだいたい島式ホームなのですけれども、新潟市民はそういうものに慣れていらっしゃらないので、社会実験など丁寧なステップを踏んでやっていきたいと思っています。

(記者)

 いつごろかというのは。

(市長)

 だいたい秋、10月、11月みたいな形で準備していると聞いていますし、大きな課題もその後浮上しているものはないと聞いています。
昨日もたまたま新潟交通の社長にあるところでお会いして、より順調にダイヤなども確保できているというお話でした。
 1年やってみて、これは毎年、毎年の積み重ねですので、利用者を着実に伸ばしていく、あるいは減らさないということを、今後も皆さまとともにやっていきたいと思っています。

新潟県知事選挙について

(記者)

 知事選の関連です。長岡市の森市長が知事選出馬の意向を示されました。市長会の中での声として、泉田知事の3期12年の県政運営に対する不満みたいなものを背に決断したという評価もある一方、市長会の総括を利用して会長自ら知事選に出ることにしたのではないかと批判される方もいます。
 新潟市長であり、県市長会の副会長である篠田市長としては、どのように受け止めていますか。

(市長)

 市長会として各市から出された疑問、今後の要望的課題を整理するということで、それはしっかりとやっていただいて、それについて我々は、あとは会長一任としたわけですので、市長会としての総意であると受け止めています。
 それは今も変わりありませんけれども、いわゆる鑑、前文のあたりとか、それは会長としての思いがにじんだものになっているのだろうなとは感じています。

(記者)

 市長会としては特に、泉田知事から出ている推薦願は、いろいろあってそのままにしているわけですけれども、市長会としては何もしないということですか。

(市長)

 30日に定例の市長会も予定されていて、おそらくそこで森会長のお気持ちが伝えられ、我々としては、会長が知事選に出られるわけですから、次の体制を作っていく必要があるということで、その体制づくりの中で、知事選までに市長会として果たす役割があるのかないのか。それも各市長からのご意見をいただく中で方向が定まれば、まとまって行動するということになろうかと思います。
 新潟市としても、泉田県政12年の到達点・課題といったものを今整理しているので、そういうものを市長会としてもう一度出すかどうか、それも含めて皆さんのご意見を伺っていきたいと思っています。

(記者)

 市長会とは別に、市として3期12年の泉田県政の到達点・課題を検証するということですが、篠田市長は今のところ、現職の泉田さん、森民夫さんのどちらを推すのでしょうか。

(市長)

 それはまだ、お二人、あるいは両陣営が公約、県政の現状の認識と今後の課題ということについて、まだしっかり整理していらっしゃらないので、その整理をより早めるという意味も含めて、我々は我々でまず到達点と課題を整理してみようと。その到達点と課題、こちらの認識と各陣営の認識、これからの課題解決への意欲、方向といったものを照らし合わせて、新潟市長として判断が出てくるかどうか。そのための準備をこちらも進めているということです。
 先日もテレビ局から、これから大事なものはどのようなものか、三つ挙げてくださいといったお話があって、それも含めて私たちも考えたのですけれども、到達点とすれば災害、防災といったものについてかなり高い評価をつけることができるのではないかと考えていますけれども、一方では、活性化・拠点化といった部分について、今後、新潟県はより頑張っていく必要があると思っています。
 例えば、空港の活性化などが心配な状況が出てきていると。今まで順調だった港湾の方も中国の経済減速ということもあるのでしょうけれども、少し陰りが見えているということなので、拠点化・活性化は相当力を入れてやっていく必要があると思っています。
 また、北陸新幹線ができた後の県内の公共交通網、特に鉄軌道の方ですけれども、新潟空港へのアクセスを含め、これをどうやっていくのか。空港アクセスについては拠点化・活性化とも重なってくるわけですけれども、もう議論で終えている段階ではないかなと。
 あとは人口問題の対応ですから、例えば子ども医療費助成は政令市を外すということで続けていっていいのかどうか。あのころの子ども・子育て支援の必要性、重要度は、今とまったく違うわけです。今は全県を挙げて子ども・子育て支援に取り組む必要があると。これは悪しき先例を作った千葉県、千葉市も政令市への支援ということを逆に復活させていますので、そういうあたりも含めて、我々お考えをしっかり聞いていきたいと思っています。

(記者)

 知事選まで時間もないわけですけれども、市として、あるいは篠田市長として、到達点と課題をまとめたうえで、どのようなスタンスで臨まれるのか。いつぐらいまでに固められますか。両陣営の出方もあるとは思いますが。

(市長)

 今のように新潟市は、特にこの三つの分野を重点的に県政課題として捉えているということを随時投げかけながら、お二人、あるいは両陣営の方がどのような具体策を打ち出されるのかをしっかりと見定めていきたいと思っています。
 これを仮に県市長会がまとめたいくつかの検討課題、回答をいただきたいものについて、先ほどのような会長の個人としての考えが強く反映しているのではないかという誤解があるので、これはそういうことではないのですけれども、そういうものについて新潟県市長会として、今後何かやることがあるのかどうか。
 次の新潟県政はどうあるべきかということを、多くの県民に考えていただく立場から素材を提供できるのかどうか。それもいろいろな市長の意見を聞きながら、必要ならば我々が材料を用意しておきますよということで、対応していきたいと思います。

(記者)

 先ほどおっしゃられた三つの課題というのは、何ですか。

(市長)

 活性化・拠点化が一つ。若干重なる部分がありますけれども、県内の公共交通網の再構築。そして、子ども・子育て支援。これを某テレビ局には、三つの優先課題という形でお答えしました。

(記者)

 森民夫長岡市長がお辞めになって知事選に出られると、県市長会長のポストが空くわけですよね。そこでどのように次の市長会長が決まるのか、先例がどうなっているのか分かりませんが、政令市の篠田市長はそもそもなってもいいのではないでしょうか。

(市長)

 私は今回、政令市というよりは副会長の立場なので、その中で当然次の体制を作る役割、これは妙高市長とともに重いということなので、妙高市長あるいは今の役員の方、他の市長のご意見を聞いて、途中で会長が替わられたという前例があるのかどうか、そのあたりは事務局にも確認して、どのような作業をやっていけばいいのか。それもすぐ知事選が控えているので、暫定的にでも次の体制を早期に作る必要があるのだろうとは考えています。

(記者)

 「私が強く市長会を引っ張る」という気持ちはあるのでしょうか。

(市長)

 いやいや、そこまではね。やはり市長会としてまとまりを作っていく。どなたが知事になっても、県政と市政は非常に重要な関係があるので、あまりわだかまりがなく、次期のリーダーと意見交換ができるということも大事だと思います。

(記者)

 三つの県政課題についてなのですけれども、その中に原発問題が入っていなかったのですけれども、再稼働の問題や避難の問題があると思います。その点に関してはどのようにお考えですか。

(市長)

 再稼働する前にやるべきことがまだあるよねという段階なので、再稼働を問う知事選にはならないと思っています。
 避難やヨウ素剤などはあると思いますけれども、我々は30キロ圏よりは多少遠いということもあって、あえて新潟市としての県政課題には入れていないということです。今後どうしていくのかという中期的な捉え方は大事だと思っています。

(記者)

 先ほどの市長会としての知事選への対応についてですけれども、以前、泉田知事の後援会から市長会に対して推薦願が出されたと。それについて検討する一環として、今回、検証が出されてのやり取りがきて、推薦するかどうかを決める判断材料としてのやり取りだったと思うのですけれども、10日の森市長の知事選への出馬会見の際に確認させていただいたときには、「市長会としては泉田知事の後援会に推薦願を出す、出さないについての議論はしない方向です」と改めておっしゃったのですが、そうすると結局うやむやなまま、市長会として泉田知事の後援会に対する回答を出さないまま選挙戦を迎えることに、私はもやもやした感じがします。県民に対してもう少し説明責任を果たした方がいいのではないかと思うのですが、そのあたりは副会長としてどのようにお考えですか。

(市長)

 それを含めて、先ほど言ったように、手垢がついているというと怒られますけれども、いわゆる一定の見方をされているこれまでの経緯があるわけです。その二十何項目に、これからもその回答をさらに求めるとかそういうことではなく、新たに泉田新潟県政の12年の到達点、今後の課題というものを整理して、それに対して両陣営が公約の中でほとんど対応すべき重要なものだと我々は認識しているので、そういうものを見ながら、新潟市長として判断していく方がいいのではないかと。
 その到達点と課題を市長会としてやっていった方がいいのではないかというご意見があれば、それも可能になるように準備は幅広に進めていると。中山間地のことは私たちは知りませんということでは通らないだろうと。もう時間がないので、若干視野を広げながら全県的な到達点と課題を、だれかがその作業をしておかないと、県民に認識を深めてもらえる知事選にならないかもしれないので。
 我々、今回の知事選を非常に意義あるものにしていく必要があると私は考えているので、そのためにやれること、前準備はやっていきましょうということで、市役所の各担当に到達点と課題というものを整理してくれということで指示し、第一段階の作業は終わっていると。これからより深めていくということです。

(記者)

 繰り返しで申し訳ありませんが、今後、市長会として泉田さん側からの推薦に対しての回答、推薦するということはないと思うのですけれども、推薦しませんというふうな正式な回答をする余地、可能性はまだ残されているということですね。議論はしない方向性だと、以前までは森会長や、あるいは森会長を支持する首長の方々はおっしゃっていたのですけれども、議論しないということは1回やめて、やはり必要であれば議論をやりましょうと。

(市長)

 これまでの土俵では相撲にならなかったよねということなので、土俵を変えるのか、あるいは種目を変えるのか。そういうことが必要なのではないかと、個人的には思っています。
 ただ、今、私は副会長という立場なので、今後、市長会としてこうしていく、あるいはこうしていった方がいいだろうということを、今は言う立場ではないと。もう少し人の言うことを聞いた方が私の役割は果たせるだろうと思っているので、当面、どのような展開になろうが、到達点、課題については整理しておくことが、次の土俵になったり、新しい種目の中で各市が泉田県政の課題・到達点を検討しやすい材料を用意しているということです。
 確か、森さんから市長会に対して推薦願が出ていますよね。やはり市長会としてどうするかということは考えざるを得ないわけなので、考えるにあたっての土台を作っておきましょうという段階です。

(記者)

 同じく知事選関連です。先ほどから市長も時間がないとおっしゃっているように、馬(候補)が出そろったのも8月半ばになってからであり、まだどちらの方からも具体的な詳しい政策、マニフェストのようなものは出ていない状況なのです。告示まで1カ月ほどになっているわけで、進む早さというか、スケジュールについても、早い遅いといった受け止めはありますか。

(市長)

 今のままでは、県民が正確な判断をする材料がないと。これはマスコミの方を含めてのお願いなのですけれども、県政の到達点、今の新潟県の位置というものがほとんど報道されていないと思います。それは政党がそういった分析をしないからだという部分もあると思います。
 市長会のやり方が、泥沼にはまってしまった部分もあると思います。特に今回の選挙は泉田県政12年を今後どうするのかということなので、泉田県政12年の到達点、そこから出てくる課題というものを一度整理しておかないと、県民にとっても、何を選択するのでしょうかという、そんな知事選になったら困ると思っています。
 原発なども、これはワンイシューにはとてもならないものだと思いますので、何を問う知事選なのかというのがよく分からないまま、ここへ来ているのではないかと。それがこちらにとっても、このままでは困るということです。

(記者)

 市長会としては何を問うかということで、まず、3期12年の泉田県政というところで検証されたわけですよね。まず、検証すべきものが検証できていないと。

(市長)

 この流れの中では、県政の到達点、課題というのはクリアにならないようだということなので、違うやり方も含めて考えましょうということでしょうか。

(記者)

 踏み込んで言えば、今のままだと「泉田さんが好き」か「森さんが好き」かになってしまう、人気投票的な選挙になってしまうという意味でしょうか。

(市長)

 そうですよね。今は人物しかない感じで、それも泉田知事は全県ですから、県民にはそれなりの感想があるかもしれないけれども、そういう面では、森さんは長岡市長としての今までの実績ということなので、長岡市長をやってきた立場から見えた県政にご批判、不安があるから出るということになったと思うのですが、どこがどう困ることだったのかとか、総論的に何となく雰囲気は分かるけどというレベルなので、もう告示まで1カ月と迫ってきているわけなので、やはり誰かが整理整頓しないとまずいのではないかという気持ちはあるのですけれども、新潟市長としての整理整頓は取りあえずやろうと。それが他の方たちにも使っていただける素材になるように努めているということです。

(記者)

 今、お話しになった課題の整理ですが、これは市としてまとめられて、あるいは発展させて、そこに乗っかる方々もという話ですけれども、これは改めて知事の方に提出されるお考えですか。

(市長)

 今回、知事あるいは候補にお出しするということよりも、県民が「県政の到達点、新潟県の位置というのはこういうものなのだ」ということをお分かりいただく方が、私は効果的だと思っています。
 例えば、政党に(対して)新潟市としてこのように評価していると。政党もこれから選択するわけですから、政党の選択のときの材料に使えたら使ってくださいといった方が有効かなという気はしています。これからキャッチボールする時間はおそらくないと思うので。

(記者)

 示されるということは、どこかで公表するということですか。

(市長)

 公表した方がいいのだろうと思っているのですけれども、またそれが色眼鏡の評価だと言われるのではあまり本意ではないと。
 できるだけ公平公正な感じで書けないかと思っているのですけれども、そうなるかどうかは、まだ確信はありません。

(記者)

 知事選の関係ですが、泉田県政の到達点と課題について整理して、政党に出すことも考えられるということですが、時間がない中で、政党もまだいつのタイミングで決断されるかも分からない中で、市長がいつのタイミングで出すかというのが、今後の政治日程にかかわってくると思うのですが、いつくらいまでに出したいのでしょうか。

(市長)

 政治的な色彩を持って語られるのは本意ではないのです。本当に次のリーダーを作りだしていく責任がおありの政党あるいは経済界の方たちに、私たちの到達点と課題をこんなふうにまとめてみましたということで、さりげなくお届けするというのも手なのかもしれないなとは思っていますけれども、どうせそれはどこかに公表されることになるわけなので、それなら新潟県市長会として、もう一度問題点を整理してみましたということで、動いていくことが可能かどうか。動いた方が良いとお考えの方がどれだけいらっしゃるのか。
 そういう面では、30日の市長会を見て、次の体制がどのように作られるのかを見ないと、具体的には決められないのではないかと。

(記者)

 来月ですね。

(市長)

 9月の初旬には何かやらないと、「何だったの、これ」ということにもなる。そう言われてみると、両陣営にお伝えするという手もあるのかもしれませんね。

日本海横断航路の中古船購入問題について

(記者)

 日本海横断航路の話ですが、県議会で委員会が開かれたり、今解明が進んでいます。市としても途中まで関わっていますが、市長としてはここまでどのようにご覧になっていますか。

(市長)

 やはり気になるのは、県庁の中での情報共有が市役所とは違うのかなという感じを受けています。
 県議の方などから、新潟市はどうだったのだとご質問を私的にいただくこともあったのですけれども、基本的には県庁にしっかり聞いていただいて、県庁のお答えが、我々が受け取っているものと差がない、そういう認識ですねと、私たちもそうですよというふうに、県庁から出たものに対して、市もこのとおり認識していますというような形が順序ですよねと。新潟市から、あのときはこうでした、ああでしたというべきものではないと。
 市議会の皆さんから聞かれれば、正直にお答えするわけですけれども、今のところ9月県議会でもう一度委員会(審議をする)ということなので、我々も市議会議員の方のご質問には真摯にお答えしますということで、対応していけばいいのではないかと思っています。我々にも守秘義務が及ぶのかどうかよく分からないのですけれども。

(記者)

 先ほど、県庁内での情報共有が市役所と違う印象があるとご指摘されましたけれども、具体的にどのような印象をお持ちでしょうか。

(市長)

 我々は去年の9月議会に議案を出すということで準備したわけです。それが聞いてきた情報と違う部分があるのではないかということで、若干精査させ、さらに県庁と連絡を取り合っている中で、これは議案をいったん取り下げた方がいいなという判断でした。当然、最後は市長の責任で判断したわけだし、そういうものは、担当の責任者、副市長、市長と。これは当たり前に上がってきますよね。
 市が議案を出そうとしたものをいったん取り下げたということは、一種のメッセージです。新潟県さんしっかりやってくださいねというメッセージで、私たちはその後、12月議会にまた出し直すことができたら一番いいねと。遅くても2月議会に出し直さないと船の就航が遅れるばかりになりますから、新潟県さん頑張ってくださいねという意味を込めた措置だったと思っています。

(記者)

 県庁には何かが欠けているということだと思うのですけれども、市長の印象としてはいかがですか。

(市長)

 その後、動きがなかったのではないかというのが、分からないのです。

(記者)

 首長と支える幹部のラインが、しっかりしていないのではないかということでしょうか。

(市長)

 そこはなぜそうなったのか。三セクは三セクなのだという言い方もあるようですけれども。私たちだったら、自分たちが金を出している三セクのことについてはしっかり把握していきたいと思いますし、何よりも(日本海)横断航路をしっかり出していく作業が進んでいるのかということですよね。
 そこの部分で、もしトップに情報が上がっていない、あるいはサブにも上がっていないということだと、うちとは相当違うなということです。あまり詳しく言えないのですけれども、何か違うよねという感じですね。

新潟まつりの人出数について

(記者)

 新潟まつりの人出なのですけれども、今年、初めて100万人を突破したということで、来年以降の目標人数があれば教えていただきたいと思います。
 今年、民謡流しをまちなか活性化のために30分くらい短縮したと思うのですけれども、何か経済効果を実感されているものがあれば教えてください。

(市長)

 昨日、新潟まつりの直会だったのですけれども、いろいろな方が(民謡流しの終了時間を)30分早めたことで、タクシーの運転手さんなどが喜んでいたと。やはりそれなりに、8時半なら、またまちへ行こうかというような流れが、データなどではないのですけれども、みんなそういう印象を持ったというご感想が多かったです。
 これからの人出ということなのですが、今年はディズニー効果もあって、天候も一番恵まれた部類だと思うので、来年何とか100万人をキープして、ディズニーなどのときにより大きな数字をたたき出していけるようにしたいと。
また今回、みなとぴあで新潟まつりの展示をやっていただいて、昔使っていた三番組の番組(まとい・山車)を久々に公開して、キラキラパレードにも参加してもらったと。
 新潟まつりは、江戸時代からの「湊祭」、「盆踊り」の伝統を引き継いでいるわけですけれども、あまりにも華美、華麗、そして盆踊りは熱狂的な祭り、踊りだったので、明治時代に長く禁止されて、どのような祭りだったのかノウハウが伝わっていないという残念な部分があるわけですけれども、しかし、絵巻物には湊祭の様子、盆踊りの様子などが描かれていて、盆踊りの方は下駄総踊りで新潟総踊り祭実行委員会の方々が復活してくれたと。
 湊祭の光り物とか、佐渡からも火が見えたというくらいすごい光り物だったらしいので、今でいえば竿燈、ねぷた(ねぶた)といったものが一体となっていたような祭りだったと。それを後世に伝える部分が非常に少なくなってしまっているわけですけれども、戦後の新潟まつりでも、番組(まとい・山車)をみんなが掲げて行列したとか、若干、伝統を伝えてきたものもあったのに、それも今はお蔵入りしていると。
 そういった歴史・伝統を感じさせるものを、いきなりはできませんけれども、順次・随時、復活・復元していけば、江戸時代、本当に賑やかな祭りが新潟にあると言われた部分がよみがえるのではないかと。そういった新しい魅力、一番の魅力は歴史伝統だということだと思うので、そういうあたりを実行委員会の皆さんとも話しあって、やはりああいう番組(まとい・山車)が出るといいよねという話も昨日何人もがしてくれていたので、新潟まつりは歴史・伝統がないと思っている人が結構いらっしゃって、それは全く違うと。本当は江戸時代からの伝統・歴史がしっかりあるのだけれども、なかなかうまく引き継げない政治的な要素も明治時代などにはあったと。それを何とか工夫して復活していけば、もっと素晴らしい新潟まつりにできるのではないかと思っています。
 これは行政だけが旗振りになるとうまくいかないので、皆さんからの盛り上がりをうまく実行委員会が束ねていけば、さらにおもしろく、楽しく、誇りとなる新潟まつりが作れるのではないかということは強く感じています。10年くらい前も一度、新潟まつりを大きく改革したらどうだという議論をしてもらったのですけれども、そのときはなかなかまとまらなかったと。

萬代橋架橋130周年について

(記者)

 萬代橋のことについてお伺いします。今日が3代目萬代橋の87歳の誕生日です。市長は先日の誕生祭のオープニングセレモニーでもいろいろとお話をされていましたけれども、改めて新潟市民や新潟の行政にとっての萬代橋とはどういう存在であるのかということが一つです。
 今年11月には初代の萬代橋が架かってから130周年を迎えるということで、130周年事業についても、これから具体的に固まっていくかと思うのですが、今年の萬代橋に対する意気込みといいますか、お考えをお聞かせください。

(市長)

 今の萬代橋は昭和4年ですが、このとき新潟が飛躍する時期に当たっていたと。上越線の開通が昭和6年に控えていて、上越線が開通したら新潟は一気に日本海側最大の拠点として伸びていくという先人たちの思いがあって、その前にできることをいろいろやりましょうと。
 柾谷小路を拡幅したり、その延長線で今のところに萬代橋を架けて、しかも片側を2車線、歩道付き、路面電車も通れるという、まさに一番の基幹ルートを確立しようと。新潟駅に直結させていこうと。あのころは少し右折していましたけれども。新潟のまちづくりが大きく伸びたその象徴が、3代目の萬代橋だったと。
 130周年の初代のころからいえば、新潟町と沼垂町は仲が悪かったので、それをつなぐ、初代の萬代橋がなければ、新潟と沼垂の合併も実現しなかったと思います。この合併がなければ、新潟が日本海側最大の拠点都市になることもなかったということなので、「新潟もん」と「沼垂もん」の気持ちをつないでくれた萬代橋というのは、今我々が想像できないくらい大きな役割を果たしたのだろうと思っています。
 そういった大事業に民間が、まさに自分たちで金を作って、初代の萬代橋を作ったという民の力が非常に強い新潟を証明する橋でもあったと思っています。そのチャレンジ精神があったから大新潟市になったのだろうと。
よく金沢などと比較されますけれども、我々、日本海の単なる港町だったのがここまでの大新潟市になったと。それは先人たちの挑戦、これ以外の何ものでないのだろうと。
 時を読んで東京と結び付く、上越線開通が最大のチャンスで、そこを目指してまちづくり、港の拠点化といったものを頑張ったと。これは我々の誇りとする歴史の一つだと思っています。

(記者)

 秋の130周年事業に向けて、どのように機運を盛り上げていきたいのか、お願いします。

(市長)

 前中央区長はどうお考えですか。

(地域・魅力創造部長)

 沼垂町、新潟町の合併が大きなきっかけだったと思うので、そのことを市民の皆さんから思い出していただけるようなものになるといいなと期待しております。

(市長)

 これは市民のいろいろなアイディアもいただいて、(萬代橋架橋)130周年を大いに盛り上げて、開港150周年も視野に入っているので、(萬代橋架橋)130周年から(開港)150周年に向けて、もう一度新潟のまちを再確認して前進していく大きなきっかけにしていきたいと思っています。

過去の市長記者会見

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