新潟市行政区画・区役所位置の考え方

最終更新日:2012年6月1日

各区の考え方

1区  阿賀野川以北の旧北蒲原郡としての歴史的沿革・地縁的つながりを考慮し一つの区とした。
 新潟東港とその周辺に貿易・物流・工業関係の施設や企業が集積し、国際物流拠点としてのまちづくりが行われている。また、阿賀野川、福島潟等は潤いのある憩いの場として整備されており、豊かな自然環境に恵まれた快適な居住環境整備が進められている。
2区  新潟市の区域の内、信濃川以東で古くからの中心地から東側に伸展した市街地のまとまりを考慮し一つの区とした。
 県内及び近隣県の中枢としての新潟空港を有し、国際交流や国内各地との交流のネットワークの拠点となっている。また新潟みなとトンネルなど港湾施設の整備も進み、人とものの交流の場が創出されることが期待されている。
3区  新潟市の区域の内、古くからの中心地である中央地区(関屋分水路以西を除く)及び沼垂地区に加え、新市の中心部としての一体性を考慮し、県庁周辺の鳥屋野地区及び山潟地区を含め一つの区とした。
県内及び近隣県の中枢拠点として高次の都市機能が集積し、港湾、駅などの整備により人とものの交流の場が創出されている。また、新潟駅連続立体交差事業による新たな動線軸の形成も見込まれている。
4区  亀田郷という歴史的・地縁的つながりを考慮し一つの区とした。
区内に広がる広大な農地では水稲や園芸作物等が生産され、大食料基地となっている。
また、国道49号等の幹線道路やJR信越本線などの交通の要衝であることから、大規模商業施設や福祉文教施設を活用した人・物が交流するまちづくりが進められている。
5区  小阿賀野川以南の信濃川と阿賀野川に囲まれた区域で、JR信越本線や国道403号などの道路のつながりを考慮し一つの区とした。
恵まれた自然環境の保全に努めながら、快適な居住環境の整備を目指したまちづくりが進められている。また食料や医薬関連の研究開発と新規起業を促すバイオリサーチパーク構想も推進されている。
6区  中ノ口川沿線の西蒲原地域と「白根郷」の結びつきを考慮し一つの区とした。
信濃川、中ノ口両河川によって育まれる広大な農地の広がりに代表される豊かな自然環境と調和した居住環境の整備が行われるとともに、ものづくりや観光を通した賑わいのあるまちづくりが進められている。
7区  旧新潟市の区域の内、信濃川及び関屋分水路以西の区域で、JR越後線や国道116号などの道路のつながりと、市街地の広がりなどを考慮し、一つの区とした。
豊かな自然環境の保全活用に努めながら、居住環境の整備が進められている。また、高度な学術研究機関としての大学が区内に複数存在することから、学術と文化が交流するまちづくりが世代を超えた住民の参画により進められている。
8区  西蒲原地域としてのまとまりとJR越後線や国道116号などの道路のつながりを考慮し一つの区とした。
巻・潟東ICが設置される等、高速交通網の整備も進んでいる地域であり、自然環境と調和した居住環境の整備が進められている。また、温泉や海岸等恵まれた観光資源を生かした観光地として、人々の憩いと交流の場としてのまちづくりも進められている。
附帯意見  学校区、とりわけ小学校区については最大限考慮したところであるが、一部の地区で分断されているため、今後予定している住民説明会や意見募集での住民意見や関係機関の意見を参考に検討を進める。

区役所位置の考え方

区役所の位置については区役所設置基準をもとに以下の観点から次の位置が適当と認めた。

1区 既存施設の活用及び施設規模の観点から、豊栄支所とする。
2区 既存施設の活用及び2区内の活用可能施設の中での施設規模の観点から、中地区事務所とする。
3区 既存施設の活用及び交通の利便性の観点から、新潟市役所本庁舎とする。
4区 既存施設の活用及び施設規模の観点から、亀田支所とする。
5区 既存施設の活用及び施設規模の観点から、新津支所とする。
6区 既存施設の活用及び施設規模の観点から、白根支所とする。
7区 既存施設の活用及び交通の利便性から、坂井輪地区事務所とする。
8区 既存施設の活用及び他の行政機関の集積の観点から、巻町役場とする。
特記事項 区内住民の利便性を考慮し、区内外を連絡する公共交通網の整備が望まれる。
区役所から遠隔地にある地域については、出張所等の設置を考慮すべきである。

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