第126回新潟市都市計画審議会議事録

最終更新日:2012年6月1日

開催概要

日時

平成22年11月16日(月曜)午前9時30分~午前11時45分

場所

白山会館2階「太平明浄」(新潟市中央区一番堀通町1-1)

出席者

審議委員(22人):
五十嵐由利子委員、永井雅人委員、五十嵐修平委員、岡崎篤行委員、砂田徹也委員、高橋秀松委員、長谷川雪子委員、平山桂子委員、松岡史郎委員、橋田憲司委員、梅山修委員、遠藤哲委員、佐々木薫委員、目崎良治委員、鷲尾令子委員、小池幸男委員(代理)、片山昭委員(代理)、渡辺敬二委員(代理)、山森和敏委員(代理)、海津裕子委員、坂上久美子委員、藤田博委員

議題及び審議結果など(議案4件)

議案第1号 新潟都市計画道路の変更(新潟県決定)

議題の概要

 新潟バイパスにおいて、高速道路や広域幹線道路から東区逢谷内周辺地域へのアクセス性の向上を図るとともに、交通量の増大と輻輳する交通流動を安全・円滑に処理するため、都市計画道路太平大淵線との交差部に逢谷内インターチェンジ(仮称)を新設するもの。
 亀田バイパスにおいて、姥ヶ山インターチェンジ周辺の交通渋滞を緩和するため、中央区山二ツ側にループ型のランプを設置するもの。

議案第2号 新潟都市計画道路の変更(新潟市決定)

議題の概要

 亀田バイパスの姥ヶ山インターチェンジ改良に伴い、交差する鳥屋野潟南部東西線及び姥ヶ山本所線の一部区域を変更するもの。

○主な質疑及び回答

  • 「姥ヶ山本所線は東西方向の幹線道路という位置付けがされているが、事業の進捗状況は。」という質問に対して、亀田バイパス姥ヶ山インターチェンジの改良は国が行い、関連する弁天線から姥ヶ山インターチェンジの間の約700mについては市が行う。その先の整備については具体化していないと回答しました。

○議案第1号及び議案第2号について、全員一致で原案のとおり可決されました。

議案第3号 新潟都市計画道路の変更(新潟市決定)

議題の概要

 内野駅周辺地区において、交通結節機能の強化を図り、鉄道を挟んだ南北市街地の調和のとれた土地利用を促進するため、駅前広場を拡張し、南北連絡通路(自由通路)を設置するもの。

○主な質疑及び回答

  • 「関連施設である北側スロープの設置については反対意見が多く、また、内野小学校のなかよし遊園地の上を通る必要性が分からない。市として住民の総意を問う機会はあったか。」との質問に対して、市では、説明会等(12回)を重ねてきたこと、そして地元や各種団体から要望があったことを踏まえ、市としても利便性の向上が図られる施設であるため設置を推進したいと考えている。なお、今後、設置に向けて地域の皆様のご意見をお聞きしながら安全性や景観に配慮した構造を詳細設計の中で検討すると回答しました。
  • 「北側スロープは、都市計画決定の対象外とのことだが、この議案が都市計画決定された場合の北側スロープの取扱いはどのようになるのか。」との質問に対して、構造上は分離することは可能であるが、費用面、施工面などから一体的な整備が望ましいと考えており、今後も地域の皆様のご意見をお聞きしながら進めてまいりたいと回答しました。
  • 「旧耐震基準で建築されている駅舎に対し、南北自由通路は新耐震基準で建築される。本来JRが耐震化をしなければならないところ、都市計画決定事項だとして駅舎を移転し、税を使って橋上化することに納得できない。」との意見に対して、駅舎については、駅前広場を整備するために支障となるため補償するものであり、補償基準には、一般補償基準と公共補償基準の2つがあるが、JRの施設のような公共施設を移転する場合は、公共補償基準に則ってJRに一定額の負担をしていただくことになっていると説明しました。
  • 「北側スロープの景観的な影響については、地元や景観アドバイザーなどの意見を聞いて慎重に進めて欲しい。」との意見がありました。
  • 「北側スロープは都市計画決定対象ではないということで分けて考えて欲しい。連絡通路ができると安全性と利便性が向上することにつながるので、地元の理解が得られるよう努力して欲しい。」という意見がありました。

○質疑等を終え、多数決により原案のとおり可決されました。審議内容ではありませんが、内野駅北側スロープについては、「引続き地元との協議を進め、合意形成に努めてください。」というご意見をいただきました。

議案第4号 新潟都市計画公園の変更(新潟市決定)

議題の概要

西区赤塚の一般廃棄物最終処分場の跡地利用として、約23.0haの総合公園を都市計画決定するもの。

○主な質疑及び回答

  • 「ごみ埋立処分場の跡地利用なので土壌問題等への対応が必要ではないか。また、公園が作られた後、活用されない公園とはならないように、公園ができた後のサポート体制に配慮が必要ではないか。」との質問に対して、跡地利用の問題について、上部を利用するに当たり、地下水への影響等が懸念される。公園整備途中及び整備後についても検査し、安全を確認して進めていく。また、住民が関わるかたちで取り組んでいきたいと思っていると回答しました。
  • 「冬場における活用対策は。」との質問に対して、アンケート調査でも冬場も楽しめるものにして欲しいという意見をいただいているので、住民の皆さんと意見交換しながら決定していきたいと回答しました。
  • 「総合公園として10箇所目となるが、特色のある公園として整備する必要がある。」との意見に対して、特色のある公園となるよう住民の意見を十分に聞いていきたいと回答しました。

○全員一致で原案のとおり可決されました。

報告事項 都市計画の見直しについて

 前回(第125回)の審議会における質問内容について、再整理を行った結果を報告しました。

会議資料

  • 新潟市都市計画審議会委員(第22期)名簿
  • 第126回新潟市都市計画審議会議案
  • 第126回新潟市都市計画審議会議案資料
     資料1 新潟都市計画道路の変更案の概要
     資料2-1 JR内野駅周辺整備事業計画説明書
     資料2-2 新潟都市計画道路の変更に関する公聴会の見解書
     資料2-3 新潟市都市計画公聴会記録書
     資料3 都市計画決定における理由書
     資料4 第125回新潟市都市計画審議会における質問内容(再整理分)

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都市政策部 都市計画課

〒951-8554 新潟市中央区古町通7番町1010番地(古町ルフル5階)
電話:025-226-2675 FAX:025-229-5150

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