(26-1-2)BRT連節バス説明会会場において多大な嫌がらせを受けた

最終更新日:2014年5月9日

(26-1-2)BRT連節バス説明会会場において多大な嫌がらせを受けた

平成26年 3月10日 苦情申立受理

申立ての趣旨

 BRT連節バス説明会会場等において市職員等から多大な嫌がらせを受けた。

申立ての理由

  1.  平成25年5月28日(火曜)午後7時からのBRT連節バス説明会に出席したところ、説明会場にいた市職員が、1時間30分以上、ニヤニヤしたり、腕組み、足組みで睨みつけ、大変不快であった。また、申立人の質問に答える時、眼を向き出し、顔を突き出して、大きな顔を上下に振り、相手を見下した態度をとったことにも憤った。
  2.  平成25年12月20日(金曜)の本会議で、BRT連節バス導入が可決されると、当該職員は傍聴席の申立人を見上げ、顔をニヤニヤさせて睨みつけたので、不快で憤った。
  3.  平成25年8月25日(日曜)午後2時からの説明会でも、他の市職員の説明の言い方が強かったり、説明を間違えたりした。
  4.  平成25年11月19日(火曜)午後7時から行われた「まちづくりトーク」における、申立人の質問に対する市長の回答や動作に市民の多くが憤っていた。
  5.  説明会で会った人達と調べたら、BRT連節バス導入は、市長が会社の救済と自分がバックマージンをポケットマネーにしたいと考えている事がわかった。安全安心な市ではなく、悲しくて辛くて深く憤っている。
  6.  BRTの導入については市民が望んでおらず、市政はこれまでの市政より良くなってほしいと考えている。

所管部署

新交通推進課、広聴相談課

調査の結果

平成26年 5月2日 決定

 申立人、所管部署双方の説明を聞いたが、双方の主張に相違があり、当審査会では、客観的に市に非違があるような市職員等の不当な態度、対応があった事実を確認することができなかったため、意見表明を行わない。
 なお、今後、市職員等に対しては、市民が参加される会議などにおいて、市民に誤解を招かないよう、また不快な思いをさせないよう、なお一層丁寧な態度や説明を心がけることを要望する。

調査結果の理由

 申立人からは、BRTの導入に関して、「これまでの市政より良くなってほしい。また、BRTの説明会などで市職員の言い方がきつかったり、腕組みをしたりするといった威圧的な態度に対して嫌がらせを受けたと感じた。私が何かしたのか、なぜなのか、そのため憤りを覚えた。」という申立の趣旨の説明を受けた。
 このことについて、それぞれ説明会に参加した所管部署を通じて確認したところ、理解していただけるようにはっきりと説明したことで、申立人が一部申立人の説明に近いような発言に感じられ、不快に思われたことはあったかもしれないが、当日の発言の要旨を見る限り、また参加した職員に確認したところ、そのような態度はとっていないという回答があり、それ以上のことはわからないとのことであった。
 なお、市職員等の態度や発言については、市民の皆さんが参加された説明会で、その流れの中におけるものであり、説明会の規模、及び説明会場の雰囲気、その緊張している状況下に置かれた時の態度や発言ということが言える。
 以上のことを踏まえ、一般的に市職員等の態度や発言が不適切であれば、市側でその旨しっかりと受け止めてもらい是正していかなければならないところであるが、この度は、当審査会としては両者からの説明により判断せざるを得ないところである。従って、申立人に対して嫌がらせが行われた、あるいは憤りを感じられるような市職員の態度があったかどうかについては、それぞれの説明からだけではその当時の状況を正確に判断できないので、本件について当審査会では意見表明を行わない。
 なお、BRTの導入については政策的なもの、また、これまでの市政より良くなってほしいという意見については具体性に欠けるものであり、当審査会で審査する内容ではないため言及しない。
 ところで、説明会においては当然に市側からは丁寧な対応がなされていると思われるが、この度、市職員等の態度や発言に対して申立人が憤りを感じたということであるため、改めて、市職員等は、今後、市民が参加される会議などにおいては誤解を招かないよう、また不快な思いをさせないよう、一層丁寧な対応を心がけられたい。

 よって、調査結果のとおり判断する。

このページの作成担当

市民生活部 広聴相談課

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