第288号(平成31年4月7日)1ページ目
最終更新日:2019年4月7日
平成31年度 西蒲区の特色ある区づくり事業と主な事業
西蒲区の魅力である「食・農業」と「観光」を活用し区内外に発信するとともに、健康寿命の延伸や子育て支援、地域防災力の向上に努め、交流人口の拡大と地域の活性化を図り、人と人があたたかくつながるまちづくりを進めます。
問い合わせ 地域総務課(電話:0256-73-1000)
魅力あふれる農水産物を供給するまち
新規 にしかん環境にやさしい農業実践〜環境配慮型農業の推進〜(100万円)
農家組合や生産者部会から環境に配慮した農業の実践を宣言してもらい、その取り組みをPRすることで、農業者と一般市民の相互信頼を醸成し、環境配慮型農業の実践を進めます。
継続 新たな産地づくりプロジェクト(150万円)
2018年からの生産調整手法や、消費動向・流通体系など、農業を巡る様々な情勢変化に対応し、将来の農業の担い手にもうかる農業経営を残すため、新たな農産物などの特産品の開発に取り組みます。
観光とレクリエーションのまち
新規 にしかん観光誘客促進(335万円)
県外や海外からの誘客促進を図るため、歴史文化的につながりのある旧西蒲原および県央エリアでの観光資源を巡るツアーの造成に向けたモデルコースツアーを実施します。
新規 西蒲映画の活用(220万円)
西蒲区の魅力を題材として制作した西蒲映画3部作をインターネットや各地のイベント、映画館などで上映することで区の魅力を広く伝え、交流人口の拡大や移住者の増加、インバウンド獲得を図ります。
継続 角田山麓まちづくり(205万円)
地域や関係団体と連携して、角田山麓に新たな賑わいスポットを創生するとともに、角田山自然館を活用したイベント開催などにより、交流人口の拡大と地域経済の活性化を図ります。
新規 インバウンド受入態勢の整備(147万円)
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据え、区内の観光関連事業者を対象にセミナーを行い、インバウンド誘客への機運向上と受入態勢の整備を図ります。
新規 にしかん健康プロジェクト〜はじめの一歩 つづける一歩〜(380万円)
健康寿命の延伸を目指し、「栄養」「運動」「お口の健康」の大切さを普及します。西蒲区民が自ら健康意識を向上させ、改善に向けて行動ができる地域づくりを進めます。
新規 にしかんスポーツサポート(70万円)
スポーツを通した健康づくり、スポーツ活動の活性化を図るため、スポーツに親しむ機会の提供と支援を行います。
人の和でつながる安心・安全なあたたかいまち
継続 地域の防災力向上支援(220万円)
防災訓練や防災資機材整備への助成を行い、地域防災力の強化を図ります。次代の地域防災を担う中学生を対象に体験型防災学習を実施し、災害から生き抜く力を身につけてもらうとともに地域貢献の意識を育みます。
新規 西蒲区こども環境プロジェクト(122万円)
豊かな自然に恵まれた美しい西蒲区を未来の子どもたちに残すため、子どもたちを対象に環境イベントなどを開催し、環境やリサイクルに対する意識の醸成を図ります。
継続 楽しい子育て支援(210万円)
子育てへの不安や孤立感を軽減し、安心して子どもを産み育て、子育てを楽しむことができる環境づくりを進めるほか、小中学生を対象に子育て体験教室を開催し、乳幼児との触れ合いを通して命の大切さを伝えます。
継続 地域で支える「いきいきお達者プロジェクト」(241万円)
高齢者の見守り訪問や専門職員による介護予防の取り組みなどを行うことで、高齢者が心も身体も健康(お達者)で安心して過ごせ、共に支え合うことができる地域づくりを進めます。
主な事業
新規 新潟空港からの二次交通整備(70万円)
新潟空港から岩室温泉および弥彦温泉までの乗り合いタクシーを往復運行し、空港利用者の西蒲区域への誘客促進を図ります。
新規 ハッピープレイス推進(600万円)
年間10万人以上が訪れる上堰潟公園の人気スポットであるひまわり広場周辺で、高齢者・障がい者などに配慮したユニバーサルデザインを取り入れた環境整備を行い、観光交流拠点としての魅力を高めます。
新規 新たな三次交通手段の整備(300万円)
岩室温泉を起点として、角田山麓や岩室地区にある観光資源を巡る観光周遊バスを試験運行し、県外客やインバウンド対応に向けた、区内および隣接するエリアとの周遊性の向上を図ります。
継続 (仮)潟東地域コミュニティセンターの整備(4億200万円)
「潟東地域実行計画」に基づき、老朽化が進んでいる周辺公共施設機能を潟東体育館に統合・増築し、2020年度の供用開始に向けた建設本体工事を実施します。
区自治協議会提案事業(500万円)
複雑・多様化する地域課題に対応し、市民力・地域力を生かしたまちづくりを進めるため、区自治協議会の提案をその主体的な取り組みのもとに事業化します。
西蒲区「豊かな心」の育成(150万円)
次代を担う子どもたちの「豊かな心」を育成・形成するため、保護者を対象に社会教育の専門家による講演会を開催し、価値観やライフスタイルの変化、人間関係の多様化・複雑化に伴う教育問題に対応するための方法を学びます。
西蒲区認知症対策(150万円)
認知症に関する正しい知識を学び、認知症予防への関心を高めるとともに、運動習慣や脳トレ習慣を身に付けることで、健康意識の醸成や認知症予防などを推進し、健康寿命の延伸を図ります。
西蒲区まち歩きガイドの養成(200万円)
まち歩きガイドを養成し、西蒲区のまちの魅力を区内外へPRすることで人を呼び込み、地域の活性化を図ります。
新年度あいさつ
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け交流人口の拡大を
あたたかな春の陽光に包まれて、桜花爛漫の季節が訪れました。
新年度がスタートし、私自身「新しい心」「新しい目」を持ち、「現場第一」と「対話」を大切にして区政運営に努めてまいります。
本年度の本市の予算編成は、政令指定都市の第2ステージとして、未来に向かって「全国とつながる」、「世界とつながる」拠点都市・新潟に向けた取り組みを加速させるとともに、「安心して暮らせるまち」「ずっと暮らしたいまち」を実感していただけるよう課題解決に取り組む姿となっています。
こうした中、西蒲区では区が抱える課題の解決を加速させるため「特色ある区づくり事業」において7つの新規事業と、(仮称)潟東地域コミュニティセンター整備事業、観光誘客の推進などに力を注いでいきます。
これは東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を見据え、区の魅力である「食・農業」と「観光」のポテンシャルを最大限に活用し国内外に発信することで交流人口の拡大と地域の活性化を図るとともに、8区の中で一番高い高齢化率や少子化、健康寿命の延伸など、区の重要課題の解決に向け積極的に取り組むものです。
また、区自治協議会提案事業においても、次代を担う子どもたちの豊かな心を育む講演会の開催や、全国的に増加傾向にある認知症の対策などにも取り組んでいただきます。
これからも区民の皆さまと一緒に汗をかいて、より多くの皆さまから「西蒲区に住んでよかった」と言っていただけるよう、一生懸命に仕事をしてまいります。
西蒲区長 鈴木 浩行
西蒲区データ
人口 57,010人(−48) 世帯数 20,381世帯(+5) 男 27,585人(−32) 女 29,425人(−16)
※2月末現在の住民基本台帳。カッコは前月末比