南区の災害対策及び交通について

最終更新日:2021年6月10日

受付日:令和元年7月4日 年代:30代

ご意見

 南区の災害対策についてお聞きします。6月18日に震度6強という大きな地震がありました。それ以降、古い家や堀、平垣の点検は行ったのでしょうか。南区役所入口の公園の隣にある建物のカベがヒビが入っていて窓ガラスも割れているので、すごく気になりました。
 次に交通についてです。今、工業団地を広げていますが、道路は広げたり新しくつくらないのでしょうか。道路の草も刈ってください。
 また、南区から中央区へ向かうのに、信濃川大橋が一番近いのですが、橋が混んでいるため右折レーンがつぶれていて、大通一~下塩俵で混んでいます。信濃川大橋については南区だけではなく、西区、江南区とまたがる問題なのに今まで話し合いをしてこなかったのでしょうか。
 南区は救急の場合、医療の整っている小針や中央病院へ行くのがいいと思いますし、そうしていると思います。ですが、いつも混んでいて、もしまた災害があり、多くの人が助けを必要な場合どうするのでしょうか。
 新しい橋を南区側から掛けるか、信濃川大橋を広くするか、対策を他の区と話し合うべきです。南区に住んでいて、すごく他の区より閉塞感や遅れを感じます。
 交通もそうですが、街おこしが受け身でもう少し強気でおもしろい事をやっていったらいいんじゃないかと思います。本町からシャッター街となった商店を買い取ってオフィスや事業に使ったり、大学生に実習で期間限定のお店を開いてもらったり、フルーツのブランド化、もう少し新潟市らしい活動ができたらいいのになって思います。いつまでも白根市で変わらない南区でいるのはもういいです。良くなっていけると信じてます。

回答

 お手紙拝見いたしました。
 ○○様(手紙の差出人)からは南区の(1)災害対策(2)交通(3)まちおこしについてご意見をいただきました。項目ごとに回答いたします。

(1)災害対策
 6月18日の地震発生後、市が管理する施設については被害状況の確認を行いました。市が管理していない施設につきましては、管理責任のある所有者等から点検等していただきたいと思います。ご指摘の公園隣の小屋は、公用車の車庫であり、割れた窓ガラスについては修理を完了しました。

(2)交通
 はじめに、道路と北田中地区の工業団地の関連についてです。
 新潟市では、この工業団地に隣接する新潟中央環状道路を整備しています。この道路は、北区・東港から江南区、南区、西区を経由し、西蒲区・角田浜へ至る幹線道路で、交通アクセスの向上、混雑の緩和、防災機能の向上が期待できる道路です。隣接する新しい工業団地においても、この道路整備により新しい物流軸の構築が図られます。
 次に、道路の除草についてです。市が管理する道路に関しては、車両の通行に支障とならないよう実施しています。また、国が管理する道路に関しては、防草対策がとられている箇所を除き、基本的に路肩1mが除草の対象で、実施時期は7~8月頃年1回行うと回答を得ています。
 最後に、信濃川大橋周辺の交通渋滞についてですが、区としても重要課題と捉えています。前述のとおり新潟中央環状道路の整備を行っており、信濃川大橋の上流約4キロメートルの位置に新しい橋を架ける計画としています。これにより、南区から西区、江南区への交通アクセスが向上するとともに、災害時は救命活動の支援や物資等の輸送道路としての役割を果たすことができます。
 なお、南区から信濃川大橋へ向かう国道8号では、管理者である国土交通省が、下塩俵交差点から大通小学校前交差点に至る約1キロの区間について、平成28年度より「大通西交差点改良事業」として拡幅整備を進めています。

(3)まちおこし
 商店街を含めた地域の活性化については、市民・関係団体と行政との協働で進めています。平成29年4月に白根青年会議所など若い方を中心に「にいがた南区創生会議」が設立され、区民の方から交通対策、交流人口の拡大、まちなかの活性化について活発に議論いただき、「みなみマルシェ」の開催など、少しずつではありますが成果を出しているところです。なお、市ではこれらの取り組みを評価し、中心市街地の「白根まちなか地区」を昨年10月に移住モデル地区の地域活性化モデルとして指定するなど、移住・定住の促進に取り組んでおり、民間活力を利用した交通・交流拠点や情報発信の場も計画中です。
 区独自の取り組みとしては、昨年度から「ル レクチエブランディング事業」を実施しており、ル レクチエの故郷であるフランスとの交流を行うとともに、現地でのイベントや試食会を開催しながら、高級食材としての知名度アップや交流人口の拡大を図っています。また、事業の一環として、ル レクチエウォーターを企画・開発し、南区内のスーパーやコンビニ、西区の農産物直売所などで販売しています。
 今年度は、白根高校の生徒の皆さんとともに、約90年前に白根商店街で行われていた白猫がモチーフの仮装行列「白根子行進曲」の復活など、商工会や商店街と連携した取り組みを予定しています。
 また、新潟市で初めて国の地域おこし協力隊制度を活用した「みなみーて地域応援隊」の隊員が今年6月に就任し、区の魅力発信や地場産品を使用した新商品の開発など、地域活性化のための活動を新たな視点で行っています。

 お手紙ありがとうございました。

回答日:令和元年7月24日
担当:地域総務課、建設課、産業振興課

このページの作成担当

南区役所 地域総務課

〒950-1292 新潟市南区白根1235番地
電話:025-372-6621 FAX:025-373-2385

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