水道水の放射性物質検査について
最終更新日:2013年4月1日
放射性セシウムの基準値が強化されました
厚生労働省は、平成24年4月1日から、放射性セシウムの水道水の基準値を、従来の200ベクレル毎リットル(Bq/L)から10ベクレル毎リットルと、20倍厳しくしました。併せて、検出限界値も1ベクレル毎リットル以下であることが求められています。
また、検査対象を浄水場の浄水と取水地点の水道原水とし、1カ月に1回以上の頻度で行うこととしています。
放射性物質の検査について
新潟県では検査計画を定め、河川水、水道水(新潟市内3か所)の放射性物質検査を行っており、その検査結果は国が定めた基準値を下回り、十分安全であることを確認しています。
県内で採取した水道原水と水道水中の放射性物質の検査結果(新潟県ホームページ)(外部サイト)
新潟市水道局では、基準値の強化を受け、新潟県の検査計画に加えて、平成24年4月から水道水と河川水の検査を開始しました。
放射性ヨウ素(ヨウ素131) | 放射性セシウム(セシウム134と137の合計) |
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-(注) | 10 |
注:放射性ヨウ素の基準は設定されていません。
新潟市水道局の対応
新潟市水道局では、放射性物質の検査結果を注視しながら、より安全・安心な水道水の供給に努めていきます。
浄水場における対策
1.凝集沈澱ろ過の徹底
平成23年3月20日から、全ての浄水場において二段凝集処理を行っています。また、全ての浄水場において、ろ過水濁度を0.04度以下になるよう浄水処理を徹底しています。
- 二段凝集処理:より良質の水道水とするため、通常の凝集沈澱処理に加え沈澱池の後段で凝集剤(PAC)を添加する手法
2.粉末活性炭注入による対応
平成23年3月20日から、全ての浄水場において粉末活性炭を注入していましたが、信濃川水系、阿賀野川水系の放射性物質の検査数値に問題の無いことから、平成23年4月15日より粉末活性炭の注入を停止しています。
- 粉末活性炭は、放射性物質を吸着除去するとともに、低水温・低濁度時における凝集効率を高めるために注入するものです。
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