幹線道路網の整備
最終更新日:2012年6月1日
1.幹線道路とは
都市の主要な骨格をなす道路で、都市に出入りする交通及び都市の住宅地、工業地、業務地等の相互間の交通を主として受けもち、近隣住区等の地区の外郭を形成する道路又は近隣住区等の地区における主要な道路、当該地区の発生又は集中する交通を当該地区の外郭を形成する道路に連結するものです。
2.幹線道路網計画(新潟都市圏第3回パーソントリップ調査より)
第3回パーソントリップ調査では、都市圏の幹線道路網計画として、骨格となる「放射環状型の幹線道路網」の形成と、公共交通と一体となった道路空間の活用を提案しています。
(1)公共交通拠点へのアクセス性強化
新潟都市圏と国内外の他地域との交流・連携に向けて、外郭環状道路や(仮称)新潟中央環状道路、その他の幹線道路の整備により、広域交通拠点である新潟駅や新潟空港および新潟港、高速道路インターチェンジへのアクセス性の向上を図ります。
(2)「放射環状型の幹線道路網」の形成
都市圏中心部と都市圏内外の5方向との放射方向の交通を集約的に処理するため、5放射の道路構成とします。放射状の幹線道路は、国道7号・8号・49号・116号・403号で形成します。
(3)都市圏中心部における主要施策
既存道路および都市計画道路の整備により、東西方向および南北方向の幹線道路網を形成します。また、都心部を通過する自動車交通量の削減および新潟空港へのアクセス利便性を強化するため、都市圏中心部の骨格となる環状方向の幹線道路(外郭環状道路)を形成します。
(4)公共交通の利便性向上に向けた道路空間の活用
道路空間の公共交通の走行空間としての活用等、バスなどの公共交通の利便性向上に向けた道路空間の活用を提案します。
(5)高速道路の有効活用
一般道路の混雑緩和に向けて、高速道路を利用しやすくするため、新たなスマートインターチェンジの設置を提案します。
新たなインターチェンジ(IC)の設置候補・・・黒埼PA、豊栄SA、磐越自動車道と国道403号の交差部付近など
都市圏全体の道路網の基本体系
都市圏中心部の道路網の基本体系
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