スイセンによる食中毒に注意しましょう

最終更新日:2023年3月14日

令和4年4月30日、新潟市内でスイセンによる食中毒が発生しました。
ニラの中にスイセンが混在しており、食べたところ、嘔吐、下痢、めまい等の症状が出たため、救急搬送されました。
スイセンはニラと混ざっていると、におい等での鑑別が難しくなり、ニラと誤って食べられることが多いため、特に注意が必要です。
有毒植物は、種が飛んできたり、昨年以前に植えたものが再び生えてくることがあります。食用植物と観賞用植物は並べて植えず、明確に区分したり、ネームプレートをつけたりして植えてください。

  • 家庭菜園や畑などで、野菜と観賞用植物を一緒に栽培するのはやめましょう
  • 食用として植えた覚えのない植物は食べないでください。
  • 食用と確実に判断できない植物は、

「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」!

  • 山菜と有毒植物が混生することがあるので、一本一本よく確認して採るようにしましょう。

また、調理前にも再度確認してください。

スイセンとは

  • 園芸品として、色や形の異なる多くの種類がある。多年草で、冬から春にかけて白や黄色の花を咲かせるものが多いです。
  • 有毒成分は、リコリン、タゼチンなどのアルカロイド。

間違えやすい植物

  • 葉は、ニラアサツキノビル、鱗茎はタマネギと間違えやく、注意が必要です。
  • 自宅敷地内等でスイセンとニラを栽培している場合、誤食することがあります。
  • ニラは強いにおいを放ちますが、スイセンと混ざっているとにおいでの区別が難しくなります。また、スイセンの葉は、色がニラより少し薄く、厚みがあります。また、茎の形も異なります。

スイセンによる中毒症状

  • 喫食より30分以内の短い潜伏期間の後に発症。
  • 主な症状は悪心、嘔吐、下痢、流涎、発汗、頭痛、昏睡、低体温など。

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