クドア食中毒について

最終更新日:2022年6月13日

 クドアとは、魚の筋肉に寄生する粘液胞子虫の一種で、その生態は明らかになっていません。ほ乳類には寄生しないとされていますが、主にヒラメに寄生するクドア・セプテンプンクタータについては、寄生されたヒラメを刺身等もしくは加熱不十分の状態で喫食すると、稀に食後数時間(約2時間~20時間)で、一過性の下痢・嘔吐などの症状を示す食中毒を起こすことで知られています。
 症状は比較的軽症で、多くの場合、発症後24時間以内に回復し、後遺症もないと報告されています。

予防方法

 クドア・セプテンプンクタータは、生きた状態で喫食されないと食中毒は起こらないことが分かっているため、中心温度75℃で5分間以上の加熱もしくは-20℃で4時間以上の冷凍処理を行うことで食中毒を予防できると考えられています。

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