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第1回「ニイガタ安吾賞」授賞式

授賞式レポート

 

記念パンフレットと賞状

授賞式会場前では、歴代受賞者のバナーが出迎え

記念パンフレットを手にたくさんの観覧者と報道が集まった

あいさつ:篠田昭新潟市長、齋藤正行選考委員長

篠田市長は、農家レストランオープンの日、髙橋さんが「若気の至りで迷惑かけました」と挨拶されたことで、それまで色々なことがあったが、一気に場が和んだと振り返り、齋藤委員長は、坂口 安吾は偉大な作家だが48 歳の若さで亡くなった。60 歳をこえて現役で色々なことに挑戦し続けている髙橋さんは、ある意味で安吾よりも偉い!と話し、会場を笑わせました。

授与式:篠田市長より表彰状、齋藤委員長よりトロフィー、川島蓉子副委員長より賞金

受賞コメント:髙橋治儀さん

記念撮影

記念マルシェ

 

授賞式案内

 
日時 2017年2月26日(日)

10:00 開場

10:30 授賞式

11:20〜17:00 記念マルシェ

会場 新潟三越7階特設会場(新潟市中央区西堀通5番町866番地)
参加方法 入場無料・申込不要

記念マルシェについて

産地直食の髙儀農場のフルーツトマト、越後姫、ハム、ベーコン、レストラン「ラ・トラットリア・エストルト」のスイーツなどを中心に、こだわりの食品を特別販売いたします。

パンフレットをダウンロード<2MB>

問い合わせ先

新潟市文化政策課:TEL.025-226-2563

第1回「ニイガタ安吾賞」受賞者資料

ニイガタ安吾賞受賞者 髙橋たかはし 治儀はるよし(高儀農場代表取締役)

    

受賞者コメント

この度、第一回「ニイガタ安吾賞」の受賞のお話をいただき、「えっ?私が!?なんで?」と大変驚きました。
偉大な受賞者の皆さまの顔ぶれを思い出し、「どうして、私が?」と伺ったところ、私の農業に対する取り組み方・生き方が
「反骨と飽くなき挑戦者魂の安吾精神を発揮する」
「日本人に大いなる勇気と元気を与え」
「明日への指針を指し示すことで現代の世相に喝を入れる」
とする、賞の趣旨に合致し、まさに「現代の安吾」としてふさわしいと評価されました、との事でした。
私はこれまで賞と名のつくものには、全く縁がありませんでした。私が新しい挑戦をすることにより、周りの人たちを振り回し、若いころは親にたしなめられ、妻にはくどかれ、老いては子どもたちに叱られながら、今日に至っております。 私の生き方が少しは評価された事、それに何よりも農業の分野から受賞者が出たことは、大変嬉しく思います。

髙橋 治儀 氏 プロフィール

昭和47年4月 就農
昭和50年10月 1号棟 建設
昭和59年10月 2号棟 建設
昭和60年 2号棟 建設
昭和61年4月 節水トマトの販売戦略を立て、本格販売
昭和62年~63年 なかなかフルーツトマトが市場に認知してもらえず苦戦を強いられる
昭和63年6月 背水の陣で東京の生鮮食品集配センターに出荷
長野のスーパーのバイヤーと出会う
平成元年 長野のスーパーに本格出荷
この頃から自宅車庫で直売を始める
口コミで販路も広がる
平成7年 法人化による規模拡大の構想を作り上げる
平成9年 3号棟・育苗棟建設(1,700㎡)
平成10年 A連棟 4号棟建設(4,860㎡)
平成12年2月 農業の6次産業化のさきがけとして産地直食のイタリアンレストラン “ラ・トラットリア・エストルト”開業
平成12年5月 行政からレストラン営業が農地法上違法性ありと指摘される
平成15年7月 行政・農協と協議を重ね、レストランをやむなく休業
平成16年 施設園芸部門に於いて、新潟県から 【新潟県持続性の高い農業生産方式の導入計画の認定者】 (通称:エコファーマー)の認定を受ける
平成26年 新潟市が国家戦略農業特区に指定される
平成27年 農用地域内に農家レストランを建設
平成28年5月14日 農家レストラン “ラ・トラットリア・エストルト”を新装オープン

ニイガタ安吾賞受賞者 選考理由

髙橋治儀氏は、昭和60年ごろからトマトの節水栽培に取り組み、平成12年には「産地直食」のレストラン「ラ・トラットリア エストルト」を開業。農地法上の問題から一時休業するも、その後、新潟市が農業分野での国家戦略特区に認定されたことを契機に、再び農地でのレストラン経営に挑み、新「ラ・トラットリア・エストルト」をオープンしました。 また、稲作部門でも特別栽培農産物の認定を受け、米の減農薬・減化学肥料栽培(通称:減・減栽培米)に取り組んでいます。 施設園芸部門でも新潟県「持続性の高い農業生産方式に関する指針」に適合する農業者(エコファーマー)に認定されています。

様々な困難に直面しつつもそれを乗り越え、多くの人が成しえなかった農業の新しい道を切り開いているパイオニアとしての姿は、
「反骨と飽くなき挑戦者魂の安吾精神を発揮する」
「日本人に大いなる勇気と元気を与え」
「明日への指針を指し示すことで現代の世相に喝を入れる」
とする賞の趣旨に合致し、まさに「現代の安吾」としてふさわしいと評価されました。

第1回の募集は終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

第1回の候補者を募集します。

第1回「ニイガタ安吾賞」募集要項

    

趣旨

新潟市ゆかりの作家坂口安吾は、文学をはじめ多くの分野において何事にも一生懸命挑み続ける人でした。挑戦者を応援する都市風土を育み全国に発信するため、安吾生誕100年の2006年、安吾の精神を具現しさまざまな分野で挑戦し続けることにより、わたしたち日本人に「喝」を入れた個人または団体を表彰する「安吾賞」を創設。2015年に「安吾賞」が10年の節目を迎えたことから、これまで以上に新潟市民に身近な賞として、新潟市にゆかりがあり、安吾精神を具現されている個人や団体を応援する「ニイガタ安吾賞」へと一新しました。

対象者

新潟市にゆかりがあり、さまざまな社会活動・文化活動において、新しい時代や新たな分野を切り開き、私たちに元気や勇気を与え、かつ共感をもって迎えられた個人または団体。表彰は1名または1団体とする。
(国籍、性別、居住地は問わない)

正賞、副賞(賞金30万円)

締切

平成28(2016)年8月31日(水)消印有効

推薦方法

所定の推薦書(ダウンロード)により、新潟市文化政策課まで推薦してください。自薦・他薦は問いません。
市のホームページからも推薦できます。
ニイガタ安吾賞受賞者を推薦した方(1名)には記念品として「新潟市名産品(1万円相当)」を贈呈。
(複数人が推薦していた場合は抽選となります。)

募集要項・推薦書をダウンロード<3.1MB>

選考方法

推薦のあった個人・団体の中から、以下の委員で構成するニイガタ安吾賞選考委員会による選考を経た上で決定します。

選考委員(五十音順・敬称略)

川島 蓉子
伊藤忠ファッションシステム株式会社取締役/ifs未来研究所所長

越乃 リュウ
元宝塚歌劇団月組組長

斎藤 和利
株式会社 新潟放送 常務取締役 営業本部長 兼 営業局長

齋藤 正行
安吾の会世話人代表/新潟・市民映画館シネ・ウインド代表

古川 憲
一般社団法人 新潟青年会議所 理事長

山口 誠二
新潟市文化スポーツ部長

送付先・問い合わせ先

新潟市文化スポーツ部文化政策課
〒951-8550 新潟市中央区学校町通一番町602-1
E-mail:bunka@city.niigata.lg.jp
TEL.025-226-2563 FAX.025-230-0450
〔問い合わせ先〕新潟市役所コールセンター
TEL.025-243-4894(午前8時〜午後9時・年中無休)