「新津油田金津鉱場跡」の国史跡指定について
最終更新日:2018年10月15日
史跡指定について
平成30年10月15日、文化財保護法に基づく「新津油田金津鉱場跡」の史跡指定が官報告示されました(文部科学省告示第189号)。
明治時代の初めから平成8年(1996年)まで、約120年間操業していた新津油田金津鉱場跡には、機械掘りC-3号井をはじめとする油井のやぐら、動力源としてのポンピングパワー、処理施設などの遺構があります。これらがつながって、原油を採掘して水分を切り、製油所へ送り出すまでのシステムができていました。このシステムが良好に残っていることが、我が国の近代におけるエネルギー産業の発展を知る上で重要と評価されました。
指定の対象となる地域の面積は78,639平方メートル余りで、その大半は石油の里公園(新潟市有地)に当たります。
「新津油田ガイドマップ」のご紹介
石油の里公園をフィールドとして活動している市民団体「石油の世界館友の会」では「新津油田ガイドマップ 石油産業遺産めぐり」を作成しています。
石油の里公園周辺の産業遺産や一ノ沢・白玉の滝・矢代田などの特徴的な地質を紹介するハンディなマップです。
1部300円。石油の世界館、里山ビジターセンター、本の店・英進堂などで販売しています。
注意
ガイドマップ裏表紙の「問い合わせ先」で、「里山ビジターセンター」の電話番号に誤りがありましたので、以下のとおり訂正します。
誤:0250‐22‐6910 → 正:0250‐22‐6911
問い合わせ先
秋葉区役所地域総務課
電話:0250-25-5671
FAX:0250-22-0228
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